ザ・熱中症

熱中症の

予防と対策

について

ヘルパー研修会及び勉強会R1.7.24開催

改めて熱中症の怖さがわかりました。熱中症という言葉で一括りにしていましたが段階があるのもよくわかりました。家で簡単にできる脱水症の検査や経口補水液はあまり知られていないように思うのでもっと世間に広まると重症になる前に対処できるのではないかと思いました

今回はこれから注意しないといけない熱中症の予防と対策です。 皆さんご存知とは思いますが復習を兼ねてお伝えします。
☆熱中症には軽いものから重いものまで4つの病型があります☆
○熱失神○(症状:軽)
・皮膚血管が拡張することにより血圧が低下し脳の血流が少なくなる為めまいや失神などの症状が表れます。
・顔色が真っ青になり呼吸回数が増え、脈は速く弱まる。唇のしびれがおこる事もある。
⇒エアコンの効いた室内で身体を休ませて水分補給をすれば多くの場合は改善するが改善が見られない場合は医療機関の受診をしたほうが良い。こまめな水分補給を行う事が大事だがお茶やコーヒーは利尿作用がある為お勧めできない

○熱疲労○
・大量の汗をかいて体内の水分が失われ補給が追い付かず脱水症状になる。脱力感、倦怠感、めまい、頭痛、吐き気などが主な症状。
⇒水分と塩分を補給することで症状の改善が期待される。塩分の補給には飴やタブレット、梅干しやスポーツドリンクなどがお勧め。意識がはっきりしていたら涼しい所で安静にする

○熱けいれん○
・大量に汗をかいた時血液の塩分濃度が高くなるが水分だけ補給していると血中の塩分濃度が薄くなり筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こる。
⇒スポーツドリンクや0.1~0.2%の食塩水など塩分補給を行う

○熱射病○(症状:重)
・体温が高くなり(40℃以上)脳の温度も上昇し中枢の神経機能が異常を起こす。頭痛や吐き気のほか、反応が鈍くなったり変な言動や行動が見られる事もある。意識がなくなる。最悪死亡する危険性も高い。
⇒熱中症による高体温は非常に危険です。症状は変わりやすくたとえ熱中症の症状がその日におさまったとしても、身体の抵抗力が低下しているため再度かかる事がある為長時間の労働やスポーツは控えた方がよい

☆簡単にできる脱水症の見つけ方☆
◆近くの人と握手してみる。⇒脱水症になると血液が臓器に集まるので手足が冷たくなる。
◆舌が乾いている⇒脱水症になると口の中の唾液が減少する。舌の表面も乾いてくる。
◆親指の爪の先を押す⇒赤みが戻るのが遅いと疑わしい。指先は血管が細いので水分の変化が出やすい。
◆皮膚をつまんでみる⇒3秒以上戻らなかったら疑わしい。脱水症になると水分が減り弾力性も減少する。
◆高齢者はわきの下を確認する⇒乾いていたら疑わしい。(脱水症になると汗が出なくなりわきの下が乾燥する)

☆在宅訪問介護で熱中症を予防・注意したい事☆
□いつもより熱っぽい、元気がない、体温が高い。
□呼びかけても反応が遅い、ぼんやりしている
□長時間トイレに行っていない。行った時の尿の色が濃い
□口の中や唇が乾いている
□足元がふらついている ⇒ など症状があったら意識的に水分や塩分を摂るように促す。
一日あたりの目標は1~1.5リットルが望ましい。(制限がある場合は医師に相談すること)。
利用者様との会話の中でどのくらい飲んでいるかなど聞いてみるのが良い
※その他熱中症予防に冷却タオルや冷却スプレー、瞬間冷却材など用いるのも良い

☆皆さんで経口補水液を作って試飲してみよう☆
【材料】
水・500ミリ、塩・1.5g、砂糖・20g(スティック砂糖なら4本)
全てをペットボトルに入れてよく振ったらできあがり

Q&A
Q. 睡眠不足になると熱中症になるのはどうしてですか?
A. 睡眠不足だとボーっとする。脳が正常に機能しなくなり体温調節ができなくなるので熱中症になりやすい

☆管理者より☆
・働き方改革により有給をヘルパーさんにも出す様に準備しています。その為雇用契約書を結び直す必要があるので書面にてご連絡させていただきますので宜しくお願い致します。

・・・・・・・研修会を終えて・・・・・・
改めて熱中症の怖さがわかりました。熱中症という言葉で一括りにしていましたが段階があるのもよくわかりました。家で簡単にできる脱水症の検査や経口補水液はあまり知られていないように思うのでもっと世間に広まると重症になる前に対処できるのではないかと思いました。