熱中症について

ヘルパー研修会及び勉強会R.02.09

現在、横浜ラポールにおいて、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を行いながら、段階的に施設利用を再開しておりますが、会議室においての団体利用はいまだ利用再開施設対象外となっており、研修会を行えない状況が続いております。
当事業所で検討した結果、当面の間、研修会のスタイルを変え、紙ベースでの研修を行うはこびとなりました。
より多くの方に御一読いただき、ヘルパーの皆様のスキルアップにつなげていただければ幸いに存じます。

さて、今回のテーマは、『熱中症について』になります。

○熱中症とは
熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態です。お年寄りともに、より熱中症に注意が必要なのが、障がいをお持ちの方です。
○これって熱中症?
一般に次のような症状が出たら熱中症を疑いましょう。
★めまい ★立ちくらみ ★手足のしびれ ★筋肉のこむら返り(ふくらはぎの痙攣) ★気分が悪い ★頭痛 ★吐き気★嘔吐 ★倦怠感 ★虚脱感 ★いつもと様子が違う
以上の症状があります。
また、重症になると
★返事がおかしい ★意識消失 ★痙れん ★からだが熱い
などが挙げられます。

熱中症が疑われたら・・・
◇涼しい場所へ
エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰など涼しい場所に避難させましょう。
◇体を冷やす
衣服をゆるめて、冷たいタオルや保冷剤で両側の首筋や脇、足の付け根などを冷やし、うちわや扇子などで風を起こしましょう。
◇水分補給
水分・塩分、経口補水液(水に食塩とブドウ糖を溶かしたもの)などを補給しましょう。

自力で水しか飲めない、意識がない場合はすぐに救急車を呼びましょう

ガイド中の熱中症対策としておすすめの持ち物
★冷却シート ★保冷剤 ★冷却スプレー ★日傘 ★帽子 ★ネッククーラー ★ハンディファン(手持ちの扇風機) ★塩こんぶ ★塩飴 ★スポーツドリンク 等

障がい別に考えてみましょう
○身体障がい(車椅子を利用している場合も含む)
★熱がこもる
車椅子は特に地面に近いため体温調節が難しい
★障がいの特性で調節が難しい
★自分で水分補給するのが難しい
○知的障がい(自閉症も含む)
★自分から訴えることが難しく、暑い・喉が渇いたと言えない
★服装にこだわりがあり、気温が高くても厚着をしてしまうことがある
  ★自立神経の働きが弱く汗をかきにくい
障がい者は自分から暑さを訴えられない場合がほとんとです
★排泄の回数、発汗の様子を慎重に観察
★室温をこまめにチェックなどを行っていきましょう

熱中症を防ぐためにできることとは?
◇帽子を被る・日傘を差す
直射日光を避けることが大切です。
可能なら帽子と日傘を併用すると効果的になります。
◇塩分を摂ること
水分だけでなく、塩飴やスポーツドリンクなどで、汗で失われた塩分も一緒に補給しましょう。

その他にも
★日陰を選んで歩いたり休憩する
★濡らしたタオルや冷却シートを利用して体を直接冷やす
★十分な睡眠をとり、当日の朝は朝食と水分をしっかり摂る
★吸湿性・速乾性のある素材でできた下着やウエアを着用するなどといった、対策が必要になります。

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研修を最後までお読みいただきありがとうございました。
いつでもどこでもだれでも、条件次第で熱中症にかかる危険性がありますが、熱中症は正しい予防法を知り、普段から気を付けることで防ぐことができると思います。
また、暑さに関わらず適度な水分補給とこまめな休憩を取っていただいて体調管理に努めるようお願い致します。