個人情報について

ヘルパー研修会及び勉強会R.02.11

私達が扱う個人情報は、利用者様やご家族にとってかけがえのないものです。個人情報を大切にすることは、ご利用者様を大切に思っていることにつながります。ご利用者様を大切に思っていることが伝われば、信頼関係を得ることができると思います。
感染拡大が心配されます。衛生資材(マスク・アルコール等)は、不足していませんか。少しでもご不安な事がございましたら、どうぞ遠慮なくご連絡下さい。

○個人情報保護法
個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法)が2003年(平成15年)に制定されました。
個人情報を取り扱う場合、利用目的を出来る限り特定し、特定の範囲を超える場合には本人の同意を得なければならないと規定されています。
○個人情報とは?
生存する個人に関する情報であり、 ① 当該情報に含まれる氏名・生年月日・その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの。
② 個人識別符号が含まれるもの
<個人情報保護法 第2条より>
※個人識別符号とは…免許証やマイナンバー、指紋などです。
■秘密保持義務
業務上で知り得た、ご利用者様・またはその家族の個人情報などの秘密は、他人に漏らしてはいけません。従業者でなくなった場合も同様です。
違反した場合には処罰が課せられます。
○個人情報漏えいと罰則
“個人情報を保有する者”および“個人情報に該当する者”の意図に反して 第三者による故意・過失によって個人情報が渡ることです。
個人情報を漏えいすると国から是正勧告を受けますが、従わない場合には 6か月以下の懲役または30万以下の罰金刑が科されます。
民事上の罰則としては法的責任が発生し、賠償金の支払いを命じられることもあります。
■事例①
Aさんがヘルパーの仕事を終えて帰宅。家族と談笑しながら夕食をとる。
「今日は ○○に住んでる●●さんのガイドに行ったよ。●●さんは糖尿病があるから食事を考えるのが大変でね~…。」
→家族であっても、ご利用者さまの情報を伝えてはいけません。

■事例② Aさんはホームヘルパーとして働いている。〇〇という地域で1日に何件か 仕事をしている。
ある日ご利用者様の●●さんに「あなた近所の△△さんの家にも行ってるんでしょ?入院したらしいわね。何の病気なの?」Aさんは△△さんの 入院理由をお話した。
→他のご利用者さまの情報を同意なしにお話してはいけません。
○ご利用者さまの尊厳を守る
いま一度、高齢者・障がい者の方々の
“尊厳”を考えてみませんか。
福祉従事者の重要な役割のなかに
【アドボカシー】があるのをご存知ですか?

【アドボカシー】とは、自己の意思で生きようとする意欲を支え、その権利を侵害(虐待など)することに対応していくことです。
多くの高齢者・障がい者の方々は自己選択・自己決定ができます。
支援者が会話でなくても表情や仕草で相手の思いを汲み取ることで、ご本人が自分らしく生きていけることに繋がっていくと思います。

○新型コロナウイルス感染予防
安心して活動を実施するためのチェックリストです。活動または日常生活を送るなかでこちらを参考になさって下さい。
□換気
□対人距離の確保(1~2m)
□マスク着用
□手洗い・うがい
□大声での会話を避ける
□毎日の検温、体調不良時の参加制限
□ごみはビニール袋に密閉する
□手で触れる共有部分は消毒する
○乾燥による感染拡大
乾燥する冬の季節。理化学研究所が、室内で会話している時の飛沫についてシミュレーション実験を実施しました。
乾燥した室内での会話や咳・くしゃみは飛沫量が2倍以上であることがわかったそうです。
湿度が低すぎると飛沫の拡散量が増え、湿度が高すぎると飛沫は下へ落ちます。
感染予防に適切な湿度は60%程度です。
湿度が低いときには換気・加湿器の使用や会話を控えるなどの対策をして 湿度が高い時にはテーブルや手の触れる箇所の消毒をするようにしましょう。

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研修において、個人に関する情報について、再度介護現場で働く者として、介護記録や指示書等、職員に関する情報、内部で知り得た情報は、すべて値します。
守秘義務を守り、信頼を裏切らずプライバシーを保護することが重要だと思います。
コロナのチェックリストは個々で意識を持ち、この基本的な習慣を徹底して取り組んでいきましょう。