障がいの理解

ヘルパー研修会及び勉強会R.03.03

障がいの特性

■知的障がいとは
知的な機能の発達に遅れが生じ、生活上の適応に困難が生じる障害。
(発生原因が不明な場合が多く、全体の80%)
・コミュニケーションが難しい
・柔軟に考え、物事に対処することが難しい
・学習機能を身につけることが難しい
・行動のコントロールが難しい
・身の回りのことの自立に時間がかかる
■発達障害とは
ADHD(注意欠如・多動性障害)
・課題に集中できない ・感情や行動のコントロールが苦手
・忘れ物や不注意が多い

自閉症スペクトラム障害(ASD)
・周囲とのコミュニケーションが苦手
・こだわりが強く、変化が苦手
・感覚過敏 または 感覚鈍麻

学習障害(LD)
・書く・読むことが苦手
・算数が苦手

決めつけ・押しつけはなぜ起こる?


知的障がいの方は、自分の意思を伝えるのが苦手です。
言語でのコミュニケーションが難しい方もいます。
そんな時、私たちはその人が「どうしたらいいかわからない」ので「こうかもしれない」「きっとこうだろう」という見立て(仮設)をたてます。
見立てはあくまでも支援者の見立てです。
この大前提を忘れると「決めつけ」「押しつけ」が起こります。

意思決定支援


「嫌だ」「違う」「NO」と言えないケースが圧倒的に多い
ご利用者様の意思を汲み取ることができないままになってしまいます。
日々の活動の中で、すぐに結果は出ないかもしれませんが、情報の提供・様々な経験・体験を積む機会など…安心できる生活環境や周囲の人との関係を作りながら
ご本人様の「こうしたい!」という意思を表せるよう支援していくことが大切です。

てんかんについて


【てんかんとは】
脳内の神経細胞の過剰な電気的興奮にともなって、意識障害やけいれんを発作的に起こす慢性的な脳の病気です。
【発作の種類】
部分発作
■運動発作…手足がひきつる・首や目が勝手に動く・けいれんするなど
■感覚発作…光が見える・音が聞こえる・手がしびれるなど
■自律神経発作…自律神経の異常(頭痛や吐き気を催すなど)
全般発作
■欠神発作…数十秒間にわたり意識を失う
■強直間代発作…手足を伸ばした状態で全身が硬直する
手足をガクガクと一定のリズムで曲げ伸ばしするけいれん
■脱力発作…力が入らなくなる

てんかん発作時の対応
・ケガの確認や安全の確保
・衣類の襟元・ベルトを緩める
・眼鏡・ヘアピンなどケガする可能性のあるものを外す
・発作の様子を観察・記録
してはいけないこと
・けいれんの最中に体を押さえつける・揺さぶる。
・舌をかまないようにと口の中に指やタオルを突っ込む
発作後の対応
・嘔吐物などが器官に詰まらないよう、顔を横にする
・けいれん発作後に寝てしまう・意識がもうろうとすることがあります
危険物に触れたり、何かにぶつからないよう注意が必要です
緊急搬送が必要な発作
・意識の曇る発作が短い間隔で繰り返す
・1回のけいれん発作が5分以上続くとき
・呼吸が不規則な状態で、顔色が悪い

落ち着いて安全を確保することが第一です。

コロナについて


政府分科会より、緊急事態宣言解除後のリバウンド防止策の提言がありました。
・飲食はマスク着用
・人数は、同居家族以外はいつも近くにいる4人まで
・外出はすいた時間と場所を選ぶ
・歓送迎会や花見の宴会は控える
緊急事態宣言が解除されることにより、意識が変わり感染予防が疎かになる可能性があります。基本の手洗い・消毒・ソーシャルディスタンスを継続し、変わらず感染予防に努めて頂きたいと思います。
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今回は、障がいについて学んでいただきました。どうすれば知的障がいの方の苦痛を和らげられるのか、見立てではなく、様々な障がいの方に聞きながら人権を意識して考える配慮がとても大切だと思います。
充実した社会環境を作ってあげられるサポートを行っていきましょう。
未だコロナの終息には至らず、感染予防を心掛けながら引き続き健康維持・対策の徹底をお願い致します。